地域に根差したシェアサイクルの仕事に挑戦しています。
生活環境部 サイクルステーション事業課
眞船政宜
異業種からの転身で新たなキャリアを築く、ワイルドナイツサイクルステーションの眞船政宜さん。トラックメーカーでのエンジン開発実験という全く異なる分野から、シェアサイクルの運営管理という地域に根差した仕事に挑戦しています。


これまでどのようなお仕事をされてきましたか? 当社に入社されたきっかけは何ですか?

長年、トラックメーカーでエンジンの開発実験に携わっていました。早期退職を機に、「これからは地元に貢献できる仕事がしたい」と考え、自転車整備なら、これまでの経験も活かせるのではないかと思って応募しました。実は、自転車に特別な情熱があったわけではないんです。「地元を盛り上げたい」という気持ちと「やってみよう」という意欲ですね。

転職にあたって、不安に感じたことはありましたか?

技術的な面での不安はありませんでしたが、自転車業界や会社のことについては全くの未知でしたので、正直、それが一番不安でした。現在、シェアサイクルの運営管理と、自転車の販売・修理を2人で分担しています。シフトも都合を考慮しながら柔軟に調整できるので、無理なく働くことができています。忙しいイベント時には、他の部署からも応援に来てくれるなど、助け合いの精神が根付いている職場だと感じます。

この仕事のどんなところにやりがいを感じますか? これまでで特に嬉しかったエピソードがあれば教えてください。

生活の足として自転車を使っている高齢者の方などから、「すぐに修理してもらえて本当に助かったよ」と直接感謝の言葉をいただけた時が、何よりのやりがいです。また、シェアサイクルの利用者の方々からも「便利になった」と喜んでいただけることが多く、地域の方々の役に立っていることを実感できます。以前、アプリの操作に困っているお客様に丁寧に対応し、無事に自転車を利用できた際は、本当に嬉しくなりました。

今後の目標を教えて下さい。

当面の目標は、シェアサイクルの台数を50台増やし、合計200台の体制にすることです。将来的には、地元の自転車店の高齢化という課題に対応し、地域全体を広くカバーできるような体制を整えていきたいと考えています。
入社を考えている方へのメッセージ
自転車や機械に関する専門的な知識や、特別な愛情は必要ありません。「地域社会に貢献したい」「健康を維持しながら、意欲的に仕事に取り組みたい」という気持ちがあれば、どなたでも大歓迎です。お客様から直接感謝される機会が多く、大きなやりがいを感じられる仕事です。私自身も全くの異業種からの転職で、最初は不安もありましたが、今では柔軟な働き方を実現しながら、地元に貢献できる喜びを感じています。
年齢や性別、自転車に関する技術や経験は一切問いません。何よりも「健康であること」と「仕事に対する意欲があること」が大切だと考えています。技術的なことは入社後にしっかりと教えるので、安心して飛び込んできてください。
